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働き方改革のスペシャリストおススメ! 仕事力アップ&人生が輝くこの1冊

プロの実績を活用して自分の「強み」を見つける

「自分の強み」を見つけて活かすことで、自分だけでなくチームの生産性も高めることができます。今回は、「強み(資質)」を見つけ、磨き、活かす方法を学べる『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ―ストレングス・ファインダー2.0―』をご紹介します。

私たちが働き方改革コンサルティングをさせていただく時、同じ職場で一緒に働いているにも関わらず、そもそもお互いのことをよく知らないというチームに出会うことが多々あります。

成功する働き方改革の肝は、チーム全員の力をのばしつつ、メンバー同士の力がかけ合わさって何倍もの強さになるようにチーム力を高めていくことです。そしてそのためには、お互いに強みを活かしあい、弱みは補いあうことが必要です。苦手と感じることに一生懸命時間をかけて60点を達成するよりも、得意な人が楽に出せる90点をたくさん出していく方が、生産性が高いですよね。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版
―ストレングス・ファインダー2.0―

トム・ラス 著/古屋博子 訳/
株式会社日本経済新聞出版社

 

「ストレングス・ファインダー」というサブタイトルのとおり、この本は「自分の強みを見つけ、活かす」ことを目的としています。「人の強み」に関して40年間の研究実績を持つギャラップ社による、34種類の「資質」の中で自分のトップ5を見つけるためのウェブテストがついてきます。

「責任感」「着想」「ポジティブ」など、「資質」それぞれについて、その「資質」を持つ人にはどんな特徴がみられるか、「資質」を磨いて「才能」にするために取るべきアクション、そしてその「資質」を持つ人と接する時にはどんなことを心掛けるといいのか、「資質」の活かし方を学ぶことができます。

チームでテストを受けてみて、それぞれの違いを見てみるのもお勧め。この本を読んだ人同士でお互いの強みを知って納得しあったり、似ているポイントや違うポイントに関して盛り上がったりすることが出来るのは読んだ後の楽しい活用法です。

「自分の強みを毎日発揮出来ている」と感じる人が多いほど、組織として生産性が高く、顧客満足度も高く、離職率は低いそうです。職場で、あるいは家庭やコミュニティでもっと深いコミュニケーションを取りたい、お互いの違いを理解し合って強みを活かせる、さらにいいチームを作っていきたい、という方はぜひお手にとってみてくださいね!


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著者プロフィール

株式会社ワーク・ライフバランス 新井セラ(ブックコンシェルジュ)
ホテル業従事後、Specialized TechnologyのResources Responsible Sourcing部門(STR-RS/現 株式会社UL Japan RS部門)で日本全国及びアジア各国の工場でのサプライチェーン監査と監査人の育成を担当。「働き方の健康診断」として、国際基準と該当法令をわかりやすく解説し、監査人としての指名多数。延べ5000人以上の工場経営者、従業員との対話を重ねた。日本では長時間労働と業務の属人化を解消できずに取引先としてのリスク判定が上がっていく企業が多いことから、日本企業の競争力をさらに高めるためにこそ働き方改革が必要だと実感。

2015年株式会社ワーク・ライフバランスに参画。前職の経験や知識を活かし、世界基準での働きやすい職場としてのきめ細かな観察をしつつ、相手の強みをさらに引き出すコンサルティングをしている。複雑なプロセスを分解し、誰でも瞬時に理解、行動できる仕組み作りを得意とし、会話を通して本質的な課題を引き出していることから、コンサルティング・講演でも顧客から高い評価を得ている。

ニュージーランド人の父と日本人の母を持つ。ライフでは、「違いが格差を生むのではなく、豊かさを生む社会へ」向けて活動する一般社団法人kuriyaを監事、プロボノメンバーとしてサポートしている。自身が地方出身・在住の為、地方企業への思いが強い。


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