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死活とヨセの基本的な考え方を解説 『わかる! 勝てる!! 囲碁 死活とヨセ』(羽根直樹九段・著)

こんにちは 囲碁人編集部です。

 

前回に引き続き、『わかる! 勝てる!! 囲碁』シリーズの紹介をしたいと思います。
今回はシリーズ第4弾『わかる! 勝てる!! 囲碁 死活とヨセ』の中から1問出題します。

 

問題図 黒番

実戦でよく出る死活の問題です。

 

正解図

黒1のサガリで白死です。白2でaなら黒bと打ちます。初手黒aでも白死ですが、黒1がおすすめです。

 

失敗図

黒1、3のハネツギは、白4で活きられてしまいます。

 

詰碁と異なり、実戦に出てくる死活の正解は一つではありません。
重要なのは、選択肢の中で最も損の少ない方法を選択することです。実戦では自分の石の強弱の関係もあるため、詰碁の要領で相手の急所を攻めて失敗してしまうと、大変な損になります。

 

本書では実戦において損をしないための死活、そしてヨセについての基本的な考え方が解説されています。
死活とヨセは根気が必要な分野ですが、上級者ほど死活の読みが早く、ヨセも正確なことはみなさんもお分かりだと思います。
死活とヨセにおいての実戦に出てくる形は千差万別で、完全に暗記することはできません。
しかし基本的な考え方、原則を覚えるだけでも格段に差がつきます。

 

本書の考え方を身につけて、実戦に役立ててください。

 

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