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結城聡十段の戦いの棋風を丁寧に解説 『世界一わかりやすい打碁シリーズ 結城聡の碁』紹介

こんにちは 囲碁人編集部です。

 

2013年4月26日、第51期十段戦において、結城聡九段が井山裕太6冠(十段がなくなり、現在5冠)に勝利し、通算3勝2敗で十段を奪取しました。

 

結城十段の棋風は難解な戦いの碁で、今回の十段戦でもその様子を垣間見ることができました。
弊社発行の書籍『世界一わかりやすい打碁シリーズ 結城聡の碁』には、当時八段の井山裕太5冠との対局も掲載されています。
その棋譜の一部を紹介したいと思います。

 

テーマ図 黒番

本書は棋譜を数手ごとに分けて解説した、鑑賞をテーマとした書籍ですが、問題形式のテーマ図もいくつか出題されています。
白1の三々をどちらからオサエるべきか悩みどころですね。

 

実戦譜 黒43からオサエ

結城十段によると、「負ければ敗着となるほどの悪手」とのこと。実戦に沿っているため、失敗した手も掲載されています。

 

参考図 黒1からオサエ

正しい方向は黒1からのオサエです。右上を先手で終わらせ、黒9にまわることができます。

 

本書ではプロ棋士の実際の対局をもとに、数手ごとに丁寧な解説をつけ、その難解な手順を理解していくことを目標としています。
ポケットサイズなので持ち運びが便利で、どこでも棋譜鑑賞を楽しむことができます。

 

棋士の読み筋や思考を、本書を通じて読み解いてみてはいかがでしょうか。

 

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