【碁界ニュース】第51期十段戦五番勝負、結城聡九段が十段奪取!
2013.04.30
2013.04.30
こんにちは 囲碁人編集部です。
2013年4月26日に最終局を迎えた第51期十段戦五番勝負は、白番 結城聡九段が井山裕太6冠を1目半の僅差で下し、3勝2敗で十段を奪取しました。
結城九段にとっては第36期天元(2010年)に続き、7大タイトルの2つ目にして初の十段獲得です。井山棋聖は十段防衛3連覇ならず、棋聖・本因坊・天元・王座・碁聖の5冠へと後退しました。
第51期十段戦では激しい戦いの碁が多く、最終局にまでもつれ込むなど、囲碁ファンにとっても手に汗握る名勝負だったと思います。
結城十段の棋風は、自他共に認める戦い志向です。
自身の著書『世界一わかりやすい打碁シリーズ 結城聡の碁』には、その難解な棋譜が丁寧な解説付きで、9局掲載されています。
2009年の井山5冠(当時八段)との棋譜も掲載されているので、現在の両棋士の戦いと比べてみてはいかがでしょうか。
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