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こんなに楽しく、役に立つ詰碁集は見たことない! 著書発売記念! 特別インタビュー 伊藤健良二段

11月21日発売の新刊『3手、5手の読み! 筋が良くなる基本詰碁200』の発売を記念して、著者の伊藤健良二段にお話しを伺いました。

こんにちは。少年の心を取り戻した囲碁編集部の山本です。

今回は本日発売の『3手5手の読み! 筋が良くなる基本詰碁200』の著者である、伊藤健良二段に特別インタビューをさせていただきました。




―本日はよろしくお願いします。

「よろしくお願いします」

―今回がはじめての著書ということですが、いかがでしたか?

「全然実感がわかないですね(笑)。実際に発売されて、書店に並んでいるのを見たらまた何か変わるかもしれません」

―本書は、全問「文字詰碁かつ3手か5手で解ける実戦詰碁」という無茶ぶりをしたわけですが、やっぱり大変でしたよね?

「そうですね。結構苦労しました(笑)。特に短い手数という縛りが難しかったですね。ただ、そのおかげで解きやすい問題ばかりになっていると思います」

―いやはや。力作です。

「苦労した分、たくさんの方に買っていただけると嬉しいです(笑)」

―お気に入りの問題はありますか?

「ホの問題は気に入っています。小県先生(小県真樹九段)と大竹君(大竹優三段)と喋っていたらたまたまできたんです。褒めてもらえたので、本書の中でもお気に入りの一つです」

黒先 3手


―たまたまできるものなんですね(笑)。一つということは他にもありますか?

「Gの問題も気に入っています。これは実は、下島先生(下島陽平八段)との共作なんです。下島先生も別の仕事で詰碁を作っていて。下島先生のほうで結局使わないことになったので、本書で使わせていただくことになりました」


黒先 5手



―問題ひとつひとつにエピソードがあって面白いですね。ちょうど棋士の先生のお名前が挙がったのでその辺も聞かせてください。
―仲の良い棋士はどなたになるのでしょうか?

「うーん、中部の同世代かそれ以下の棋士とはみんな仲良いですね。もちろん、上の先生方にも良くしていただいています」

―確かに中部は一体感がある、という印象ですね。以前、下島先生からnagoya amigo のお話を伺ったときにもそのように感じました。

「僕もamigoのメンバーではないのですが、最近たまにamigoのイベントを手伝っています。実はそのamigoのお客さんによる写真部があるのですが、プライベートでその集まりによく参加しています」

―写真が趣味なのですか?

「というわけではないんですけど、みなさんが写真を撮りに旅行に行くのについていくのが好きで。一応、お客さんという呼び方をしているんですけど、友達ですね」

―棋士同士だけでなく、アマチュアのみなさんも含めて距離が近いのですね。

「そうですね。中部の特長と言えるかもしれません」

―ありがとうございました。それでは、本書のPRをお願いできますか。

「はい。文字詰碁ということで、まずは見た目で楽しんでもらいたいです。初期配置は文字ですが、使う筋は実戦形なので勉強にもなると思います。詰碁が好きな方はもちろんですが、今まで詰碁に苦手意識を持っている人にも読んでもらいたいですね」

―ほうほう。文字詰碁ということで、中身も工夫されているとか。

「はい。最後の章は、全ての問題の文字をつなぎ合わせると一つの文章になります。そちらもお楽しみにしてください。先ほども言いましたが、数か月苦労して作ったものなので、多くの方に手に取ってもらえると嬉しいです!」

―本日はありがとうございました。

「ありがとうございました」



私は健良先生と院生同期だったので、とても懐かしい気持ちもありました。
自分も囲碁が好きで、真剣にプロ棋士を目指していたので、当時の記憶は封印してきたところもあったのですが...(笑)。今回見つめ直す良い機会になりました。
少しでも良い書籍を作って、読者の皆さんの役に立てるよう、今後に生かしていきたいと思います。

伊藤二段はお話を伺った通り、プロアマ関係なくフレンドリーな棋士なので、みなさんどこかイベントなどで見かけたら、声をかけてみてはいかがでしょうか?
あと、私と一緒にさらなる活躍を応援しましょう!!

健良くん、ありがとう! またご飯でも行こう!


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