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動画・映像制作が創るクリエイティブな学び~映像表現を活用した小中高「探究学習」

インプレス

1人1台端末で映像制作による主体的学びを!

■1人1台端末を活用! 子どもたちが主体的になる映像制作でクリエイティブな新しい学びを
 撮影から編集、発信までをスマホやタブレットだけで完結できる時代になり、「動画・映像制作を授業でやってみたい」という先生方や子どもたちのニーズも高まっています。このニーズに応えるべく、本書では、教育関係者に向けて、1人1台端末を活用して学校で実践できる「映像表現による新しい学び」――映像制作の準備・撮影から、編集・発表までのノウハウを、映画監督で教育現場でも実績のある山﨑達璽が、プロならではの視点で丁寧にひもといていきます。
 さらに監修者として、学校教育のプロである平井聡一郎氏を迎え、学校での学びと映像制作のかかわりを明らかにしたうえで、映像制作の基礎から、授業の実践例、授業づくりのポイントまでを詳しく解説します。

▼本書の主な内容
○今なぜ授業に映像表現が必要なのか?
○映像表現で身につく学びとは?
○映像制作の基本を学ぶ
 授業プログラムの全体像
 【ワーク1】自己紹介映像をつくろう
 【ワーク2】インタビュー映像をつくろう
○2コマの授業①――映像表現の特性を知るワークショップ
○2コマの授業②――ショートドラマをつくるワークショップ形式の授業
○総合的な学習(探究)の時間①――ドキュメンタリー制作の全体像を理解しよう
○総合的な学習(探究)の時間②――ドキュメンタリー制作<魅力が伝わるドキュメンタリー映像編>
○総合的な学習(探究)の時間③――ドキュメンタリー制作<テーマを考えさせるドキュメンタリー映像編>
○付録:これならできる映像表現(特別活動・教科等と映像表現の組み合わせ事例)

▼本書の特徴
○映画監督、映像ディレクターであり、長らく教育の世界に携わってきた著者が教える「教育現場で映像制作を実践する方法」
○学校実践例をもとに、非言語による映像表現、ショートドラマ、ドキュメンタリーのつくり方を徹底解説
○実際の児童生徒の作品映像や解説動画をQRで視聴できる

▼主な対象読者
○小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員、教育委員会、教育関係者
○動画・映像制作を授業に取り入れたいと思っている教員(すでに動画・映像制作を取り入れているものの、物足りなさや知識・経験不足を感じている方)
○教員を目指す学生
ほか
○動画・映像制作を授業に取り入れたいと思っている教員(すでに動画・映像制作を取り入れているものの、物足りなさや知識・経験不足を感じている方)
○教員を目指す学生
ほか

発売日:2023-02-21

ページ数:216ページ

目次

表紙
Special Thanks ―― 本書にご協力いただいた方々
はじめに
[推薦のことば]今なぜ授業に映像表現が必要なのか?
第1章 映像表現で身につく学びとは?
1-1 映像のプロがひもとく新しい学び―― Film Education
1-2 意識を変える ――「動画」から「映像」へ
1-3 映像表現で伝えるチカラを伝わるチカラへ
1-4 探究学習でドキュメンタリー制作を目指す
1-5 変化の激しい未来を生き抜くための5つのチカラ
1-6 ドキュメンタリー制作への3ステップ
第2章 映像制作の基本を学ぶ
2-1 授業プログラムの全体像
2-2  ワーク1 自己紹介映像をつくろう?
2-3 ワーク2 インタビュー映像をつくろう
2-4 「インタビュー映像をつくろう」の実践例─ 鎌倉市立深沢中学校(3年)
実践者の声 竹森正人/柏市立逆井小学校
山﨑達璽の実践事例/平井聡一郎の総括
第3章 2コマの授業①──映像表現の特性を知るワークショップ形式の授業
3-1 この授業のポイント
3-2 映像表現の特性を知るワークショップの概要
3-3 1. オリエンテーション(15 分)
3-4 2.「 撮影前の構成」をグループで協議(10 分)
3-5 3. 撮影・素材集め(30 分)
3-6 4.「 編集前の構成」をグループで協議(10 分)/3-7 5. 編集(25 分)
3-8 6. 発表・振り返り(10 分)
山﨑達璽の実践事例
平井聡一郎の総括
第4章 2コマの授業②──ショートドラマをつくるワークショップ形式の授業
4-1 映画的な映像表現とは
4-2 ワークショップ形式授業の実践例──横浜市立緑園西小学校(6年)
4-3 Film Educator目線でのポイント解説
山﨑達璽の実践事例
平井聡一郎の総括
第5章 総合的な学習(探究)の時間①──ドキュメンタリー制作の全体像を理解しよう
5-1 取り組みやすいドキュメンタリーの2つのジャンル
5-2 ドキュメンタリー制作の全体フロー
Column ちょっとだけドキュメンタリーについて語ります
第6章 総合的な学習(探究)の時間②──ドキュメンタリー制作 魅力が伝わるドキュメンタリー映像編
6-1 授業までの事前準備
6-2 ステップ1 課題の設定──①オリエンテーション(1コマ)
6-3 ステップ2 情報の収集── ②取材対象の決定/③リサーチ(1コマ)
6-4 ステップ3 整理・分析──④撮影前の構成(1コマ)
6-5 ステップ4-1 素材集め── ⑤撮影(事前準備)(4コマ)
6-6 ステップ4-2 素材集め──⑤撮影(撮影当日)(2コマ)
6-7 ステップ5 まとめ── ⑥編集前の構成(1コマ)/⑦編集作業(4コマ)/⑧中間発表・修正(2コマ)
6-8 ステップ6 発表─⑨発表(1コマ)/⑩振り返り(1コマ)
実践者の声 清水佑太/ドルトン東京学園中等部・高等部
山﨑達璽の実践事例
平井聡一郎の総括
第7章 総合的な学習(探究)の時間③──ドキュメンタリー制作 テーマを考えさせるドキュメンタリー映像編
7-1 授業までの事前準備
7-2 オリエンテーション(2コマ)
7-3 企画会議、撮影前の構成を考える(3コマ)
7-4 取材先へのアポイント、撮影依頼(1コマ)
7-5 インタビューの仕方(3コマ)
7-6 撮影前準備(3コマ)
7-7 撮影当日(2コマ)
7-8 編集の準備、編集前の構成を考える、編集作業(2コマ)
7-9 編集作業、中間発表&修正(6コマ)
7-10 発表、振り返り(1コマ)
山﨑達璽の実践事例/平井聡一郎の総括
付録 これならできる映像表現(特別活動・教科等と映像表現の組み合わせ事例)
付録 授業事例一覧
おわりに
索引
著者/監修/執筆協力 プロフィール
奥付け

著者プロフィール

  • 著:山﨑 達璽(著者)

    ■【著者】山﨑 達璽(やまざき たつじ)
    映画監督/映像ディレクター/Film Educator
    株式会社山﨑達璽事務所 代表取締役/Film Education Lab代表
    日本映画監督協会会員/日本映画学会会員/歌舞伎学会会員

    1974年、名古屋市出身。日本大学藝術学部映画学科監督コース卒、同大学院芸術学研究科映像芸術専攻(修士課程)修了。
    1999年、大学の卒業制作『夢二人形』が第52回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門にノミネートされ、映画監督デビュー。2008年、東洲斎写楽をモチーフにした新感覚の時代劇『宮城野』(出演:毬谷友子・片岡愛之助・國村隼・樹木希林・佐津川愛美ほか)を完成。
    また、映像ディレクターとして、企業のプロモーション映像やWeb CM、教員向けeラーニングコンテンツ、ミュージックビデオなど幅広く映像制作を手掛ける。一方で、20年以上にわたって映像専門学校や俳優養成所で講師を務める。
    これらの経験から、映像制作を通じて子どもたちのクリエイティビティを引き出すFilm Educationを提唱し、2022年、Film Education Labを設立。現在、小中高大や特別支援学級、フリースクール、塾など20以上の教育機関と連携して、40以上のワークショップや授業プログラムを実践している。

    ▽主な作品
    映画  :夢二人形(1998)、宮城野(2008)
    舞台演出:歌舞伎「瞼の母」(2014)
    写真  :四代目 市川九團次(2015)、雪堂美術館(2016)
    著作  :『探究活動ではじめる動画・映像制作 ~映画監督がひもとく1人1台タブレット時代の新しい学び~』Kindle版(2021)

  • 監修:平井 聡一郎(監修)

    ■【監修】平井 聡一郎(ひらい そういちろう)
    合同会社未来教育デザイン代表社員/情報通信総合研究所 特別研究員

    茨城県の公立小中学校教諭、管理職、町村および県の指導主事を経て2017年4月より情報通信総合研究所特別研究員。
    古河市教育委員会時代はICT機器を活用した授業改革に取り組み、特に全国初となるセルラーモデルのiPadとクラウドプラットフォームの活用、教員育成のためのICTエバンジェリスト制度の構築等は全国的に注目されてきた。GIGAスクール構想および学習指導要領の目指す教育の実現に向け、地方からの教育改革を目指し、学校DXに取り組んでいる。
    現在、南牧村教育委員会教育CIOをはじめ、複数の教育委員会、私立学校のアドバイザー、茨城大学非常勤講師、経済産業省産業構造審議会臨時委員、経済産業省未来の教室評価・検討会議委員、文部科学省教育情報化専門家会議委員、文部科学省ICT活用教育アドバイザー、総務省地域情報化アドバイザー、デジタル庁デジタル推進委員を務める。

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