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電通鬼十則の記憶 ~電通事件の批判の中で~

シーアンドアール研究所

 電通事件がもたらした過剰と言われる残業と上司の関係は、ただ単にこの企業だけが持っている背景ではありません。日本の多くの企業が多かれ事件の可能性があると言わなければなりません。それは、戦後日本の経済発展の基盤になった経営システムやメカニズムが継続されているからです。
 現在、デジタル社会と言われ、グローバルな競争を背景に効率的な質の高い製品やサービスが要求されています。そして、企業の発展や利益もさることながら働く人たちの幸福やライフスタイルがそれ以上に考えられなければならない時代(知価時代)にきています。

 本書は、電通事件で批判の的になった電通のビジネス訓「電通鬼十則」の意味を回顧し、ドイツ人の働き方を参考に、これからの「働き方」について電通OBが熱く語ります。

発売日:2018-10-03

ページ数:120ページ

目次

●第1章 電通とは何か、鬼十則とは何か
●第2章 日本企業の特徴と働き方の現実
●第3章 ドイツに学ぶ生き方と働き方
●第4章 働き方改革の落とし穴
●第5章 これでいいのか! マスメディアの実態
●第6章 デジタル時代の若者の生態と第4次産業時代の到来

著者プロフィール

  • 信田和宏(著者)

    (のぶた・かずひろ)
    マーケティングアドバイザー
    1944年生まれ
    早稲田大学卒、スタンフォード大学大学院スローンプログラム修了
    1967年電通入社、その後、営業部長、ドイツ・タイ・シンガポールに駐在(現地会社社長)を経て2003年に退職。その後、大学で教鞭をとる(東京経済大学大学院客員教授、事業創造大学院大学教授)。2014年より現在に至る。著書に「大人論」(C&R研究所)、「いなかおこし」(NTT出版)、「電通成長戦略の秘密」(経済産業調査会)など。