ホテル爆増―週刊東洋経済eビジネス新書No.275
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
インバウンド増加や投資マネーの流入を追い風に、大都市ではホテルの開業ラッシュだ。ただ宿泊に特化した施設に偏っており、直近の客室不足の一方、将来の過剰供給の懸念も浮上する。大都市での爆増をリポートする。
インバウンドの増加を追い風に、大都市でのホテル開発が加速している。東京では銀座周辺で空前のホテル開業ラッシュが巻き起こっている。オリックスが誘致した米ハイアットホテルズ系列の「ハイアットセントリック銀座・東京」やエイチ・アイ・エスの「変なホテル東京 銀座」など、2022年までに11ものホテルが開業または予定されている。同時に従来のホテル業界ではない異業種の参入も目立つ。開業ラッシュを後押ししているのが投資マネーの流入だ。ただ宿泊に特化した施設に偏っており、過剰供給の懸念も浮上する。東京、札幌、大阪、京都、福岡まで全国のホテル爆増の現場をリポートする。
本誌は『週刊東洋経済』2018年7月28日号掲載の28ページ分を電子化したものです。
発売日:2018-12-06
目次
【東京】空前のホテル開業狂騒曲
INTERVIEW 日本のホテルは発想が貧乏くさい(デービッド・アトキンソン)
アパレルから外食まで 異業種参入の思惑
国内「御三家」ホテルのジレンマ
急拡大するアパホテルは成長路線を維持できるか
「民泊新法」の波紋 撤退ビジネスも続々
【大阪・京都】ホテル不足が続く大阪 京都や兵庫に客が流出?
【京都】増える簡易宿所 ホテルも飽和で競争激化
COLUMN 外国人頼みのホテル清掃
星野リゾートの大胆戦略
INTERVIEW 供給過剰こそチャンス(星野佳路)
ホテル業界の就職事情
【福岡】G20誘致失敗の衝撃 高級ホテル拡充へ全力
【札幌】新幹線開業や五輪招致で観光客増加の期待高まる
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