日本の生存戦略―週刊東洋経済eビジネス新書No.294
東洋経済新報社
- 週刊東洋経済編集部(著者)
これから急激な人口減少と高齢化の行き着く先は、日本経済の地盤沈下だ。世界で生き残るには、従来の常識を捨て、新しい発想で問題に対処することが不可欠だ。デービッド・アトキンソン氏と日本再興の道を探る。
人口減少と高齢化の進行は日本経済に悪影響を及ぼす。需要は減少し、供給過剰になった市場の中で、企業は生き残りを懸けた価格競争を繰り広げる一方、利益確保のために人件費の抑制に動く。その結果、労働者の所得が減ってさらに需要が落ち込みデフレ圧力が強まるという悪循環が加速する。
こうした中、在日30年の英国人アナリスト、デービッド・アトキンソン氏は、外国人エコノミスト118人の論文やリポートを日本の事情に当てはめて分析し、日本が生き残るための戦略を『日本人の勝算』にまとめた。
世界で生き残るには、従来の常識を捨て、新しい発想で問題に対処することが不可欠だ。デービッド・アトキンソン氏と日本再興の道を探る。
本誌は『週刊東洋経済』2019年1月19日号掲載の20ページ分を電子化したものです。
発売日:2019-05-09
目次
生産性を上げれば日本は再興できる
INTERVIEW デービッド・アトキンソン
最低賃金を上げること それが日本再興の起点だ
アトキンソンが注目する人口減少経済の新常識
最低賃金引き上げの実情
【実践編(1)】量を追わず付加価値で勝負 戦略転換が奏功したソニー
【実践編(2)】規模拡大で弱点を補完する食品業界の異色ベンチャー
INTERVIEW 企業の整理統合を進め密度の経済性を働かせよ(冨山和彦)
INTERVIEW 必要なのは需要の創造 リスクを取って投資せよ(茂木友三郎)
労働者の能力向上へ英国から学ぶ教訓
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