世界国債暴落
東洋経済新報社
積み上がる国債発行残高と財政の悪化では、日本が先進国の先頭を走っていたが、欧米各国も後を追い始めた。世界で国債暴落懸念が高まる中で、金融資本市場の行方を占う、市場関係者の必読書。
――国債大増発時代の金融資本市場の行方は?
各国で広まる国債不安。日本は海外発のソブリンショックの衝撃を受け止めきれるのか? 現在は、国内貯蓄の高さと円高期待で、結果として日本国債は選ばれる側にある。しかし、国債の累増と企業収益の低迷が影を落とす。ギリシャ国債暴落を目の当たりに、国債の安定調達力を「国力」として新たに位置付け、各国が生き残りを賭ける時代に入っている。国債大増発時代の金融資本市場の行方を占う、市場関係者の必読書。
発売日:2010-11-11
目次
序 章 国債問題を考える
第1章 日本国債の基礎知識
第2章 経済のバランスシート調整と国債
第3章 日本国債はなぜ暴落しなかったのか
第4章 国債暴落論の再考
第5章 ギリシャ問題の本質は何か
第6章 国債は本当にリスクフリーか
第7章 ソブリン格付けは信じられるのか
第8章 国債市場の行方
まとめ ジャパナイゼーション:世界中で国債が話題になる局面
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