価値創造の思考法
東洋経済新報社
- 小阪裕司(著者)
新商品でも、既存の商品でも、どうすれば「売れる商品(サービス)」になるのか。「価値要素採掘マップ」や「顧客の旅デザインマップ」の活用法を「感性価値創造マーケティング」の第一人者が紹介する。
「幸せを連れてくる鍋」
「心の充足をもたらす消火器」
「木味を愉しめる床材」
「5キロ5000円の幻のみかん」
「ひと軸」ビジネスの3つのアプローチで、「この商品をあなたから買いたい」という動機が生まれる。
「ひと軸」ビジネスの3つのアプローチに連なるフレームワークと実践手法を詳説。
「価値要素採掘マップ」で、新商品は期待通りに売れ、既存商品はよみがえる。
「顧客の旅デザインマップ」で、顧客の購買行動をデザインできる。
「【絆】モデル&【顧客の旅】シミュレーション」で、未来の収益を予測できる。
本書で語られているビジネス現場での実践事例のほとんどは、著者がさまざまな企業と共に「計画して起こしてきた・起こしている出来事」である。
事象を計画的に引き起こすには、それがなぜ起こるのか、どのようなことをすれば起こるのかを理解し、実際に起こせるように実践を積み、知恵を獲得しなければならない。
そして今重要なことは、正確な理解の上に立ち、「いつも起こせる」ようになることだ。
発売日:2012-11-08
目次
第1章 新しい消費と見えざるシステム
第2章 なぜ、価値創造がいつまでも「実現」できないのか
第3章 今ある商品をよみがえらせる方法
第4章 お客さんの【充実の旅】を計画する
第5章 顧客を「絆顧客」と「応援者」にする
第6章 こうして未来の収益と失う危機を予測する
第7章 「ひと」を軸にしたビジネスと社会の「実現」へ向けて
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