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イノベーターたちの日本史

東洋経済新報社

彼らはどのように現状を破壊し、未来を創り出していったのか? アヘン戦争から太平洋戦争にまでのイノベーターたちの挑戦の歴史。

彼らはどのように未来を切り拓いていったのか? 
従来の史実では描かれなかった躍動感あふれるストーリーがここにある

高島秋帆、大隈重信、笠井順八、三野村利左衛門、益田孝、岩崎弥太郎、高峰譲吉、大河内正敏――
アヘン戦争、開国、財政政策、秩禄処分、士族授産、三井と三菱財閥、理化学研究所――

本書は、明治から昭和初期にかけての日本のイノベーターたちが、津波のように押し寄せる大変化にきわめて創造的に対応し、思いもよらない独創性を発揮していった過程をたどる試みである。そこには、これまで歴史の片隅に追いやられていた重要な事実の再発見もある。たとえば、アヘン戦争で解任された中国の高級官僚が残した西洋に関する文献や著作が、さまざまな偶然を経て国境を越え、江戸幕府が開国決断へと至るストーリー、勤王の志士がわずか数年にして明治政府の経済政策を作り上げていくストーリー、研究所から新興財閥を作り上げた理研の創業者のストーリーなど、従来の日本史では注目されることの少なかった人物と、彼らが突破した難題と、それらが社会にもたらしたインパクトを紹介していくものである。

発売日:2017-04-28

目次

はしがき
第1章 近代の覚醒と高島秋帆
第2章 維新官僚の創造的対応――大隈重信 志士から官僚へ
第3章 明治政府の創造的対応――身分を資本へ
第4章 士族たちの創造的対応――ザ・サムライカンパニーの登場
第5章 創造的対応としての財閥――企業家が創り出した三井と三菱
第6章 科学者たちの創造的対応――知識ベースの産業立国
終章 近代日本の創造的対応を振り返る
あとがき