Webフォントデザインアワード 2013

日本語WebフォントによるWebサイト表現と技術、
アイデアのためのコンペティション。

アワード概要

情緒豊かな日本語書体によって、これからのWebデザインは変わっていきます。
印刷物のデザインには欠くことのできなかった要素「タイポグラフィ表現」が、
日本語Webフォントサービスの充実によって、
Webサイト上でも、簡単なコーディングによって実現するようになりました。
そこでWeb Designing編集部では、日本語フォントを使ったWebコーディングの価値、
表現力、技術力等を問うコンペティション
「Webフォントデザインアワード2013」を開催します。

募集期間
2013年7月1日(月)~10月7日(月)
一次審査
2013年10月8日(火)~10月31日(木)
最終審査
11月中旬(予定)
応募方法
当サイトよりエントリー
結果発表
Web Designing 2014年1月号(2013年12月18日発売)誌面および当サイトにて
主催・運営
株式会社マイナビ
共催
ソフトバンク・テクノロジー株式会社、株式会社モリサワ
  • 募集 7月1日(月)~10月7日(月)
  • 1次審査 10月8日(火)~10月31日(木)
  • 最終審査 11月中旬(予定)
  • 結果発表 12月18日(水)

受賞作品はコチラ!

審査員

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    永原康史 Yasuhito Nagahara

    グラフィックデザイナー、多摩美術大学情報デザイン学科教授。ブックデザインや電子メディアのプロデュース、展覧会のアートディレクションなどを手がけ、メディア横断的なデザインを推進している。タイポグラフィの分野では、独自の研究と理論の実践を重ね、昨年、オリジナルフォント「かなバンク・フィンガー」(タイプバンク)をリリースした。『デザインの風景』(BNN新社)など著書多数。

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    清水幹太 Qanta Shimizu

    PARTY Chief Technology Officer。東京大学法学部在学中(のち中退)からプログラマー・デザイナーとして活動。2006年にイメージソースに入社以降は、テクニカル・ディレクターとしてウェブサイトから映像まで、様々なフィールドに渡るコンテンツ企画・制作に携わる。2011年、クリエイティブラボ「PARTY」設立に参加。インタラクティブを中心にジャンルを問わず、高い技術力を背景にしたクリエイティブ・ディレクターとして活躍している。カンヌ・クリエイティビティ・フェスティバル、アジア・パシフィック広告祭等、国内外での受賞多数。

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    凪 佐〃木 Nagi Sasaki

    株式会社 凪 代表取締役 / 株式会社〼々 取締役。インターネット広告黎明期であった1996年より、WEBやCD-ROMなどインタラクティブコンテンツの制作を行う。2004年に「Technical for design.」という理念のもと、テクニカルディレクション、サイト制作、システム開発を主軸とした株式会社凪を設立。OneShow、Webby Awards、ADFEST、TIAA、グッドデザイン賞など国内外のアワードを受賞しているプロジェクトに多数参加。凪設立以降一貫して、新たなメディア、サービス、アプリなどの企画開発等に従事。相談には必ず乗るのがモットー。すみませんより先にありがとうと言いたいです。

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    小山田幸子 Sachiko Oyamada

    TBWA\HAKUHODO インタラクティブプラナー/アートディレクター。東京生まれ。三姉妹の次女として自由奔放に育つ。ビーコンコミュニケーションズ、アマナインタラクティブを経て、2011年TBWA\HAKUHODO入社。Disruption Lab/Creative所属。デジタルを中心としたプロモーションの企画立案・アートディレクションを行う。CANNES、OneShow、WebbyAward、Yahoo Internet Awardsなど国内外の受賞多数。社交的な人見知りで変なところ潔癖性。ばんびーのと呼ばれています。

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    山田晃輔 Kosuke Yamada

    PETITBOYS Webデザイナー・ライター。1982年岐阜県高山市生まれ、東京造形大学卒。都内の広告制作会社退職後、フリーランスとしてWebサイト制作を中心に行う傍ら、クリエイティブ系の雑誌や書籍にて文字や書体、Webフォントに関する記事・コラムを多数執筆。1998年より「フォントブログ」を運営し、デザイナー向けの様々なフォント情報を発信している。
    http://www.petitboys.com/

概要/募集部門

一般部門

Webフォント(TypeSquare、FONTPLUS等)を効果的に利用して構築されたWebサイト/Webコンテンツ。リニューアルデザインも対象となります。
※「デザイン性」「有用性」「斬新性」「技術力」それぞれの観点から審査を行い、優秀な作品を選定します。

部門名 本数 副賞
一般部門 グランプリ 1 賞金30万円
Web Designing 定期購読権1年分
準グランプリ 2 賞金10万円
Web Designing 定期購読権1年分
TypeSquare賞 1 MORISAWA PASSPORT 1年契約分
Web Designing定期購読権1年分
FONTPLUS賞 1 FONTPLUS スマートライセンス 600万PV
Web Designing定期購読権1年分

課題部門

「Webフォントの特徴・実力を活かしたタッチデバイス向けのサービス/アプリ」を満たすもの。スマートフォン/タブレットなど、タッチデバイスで使うことを前提に、Webフォントが持つ機能性、利便性、書体の美しさなど活かしたWebサービス、アプリケーションを募集します。
※おもに「斬新性」「技術力」を中心に審査を行い、Webフォントの新たな活用方法をもたらす作品を表彰します。

部門名 本数 副賞
課題部門 Web Designing賞 1 賞金10万円
Web Designing 定期購読権1年分
TypeSquare賞 1 MORISAWA PASSPORT 1年契約分
Web Designing 定期購読権1年分
FONTPLUS賞 1 FONTPLUSスマートライセンス600万PV
Web Designing 定期購読権1年分

Webフォントを使用した既存のWebコンテンツ、これから公開されるWebコンテンツを対象とした「一般部門」と、与えられたテーマに沿って制作していただく「課題部門」となっています。一般部門は、Webデザインにおけるタイポグラフィ表現の価値、活用法について考えていくために設けたものですので、日本語Webフォントを使用した作品をお持ちの方は、ぜひエントリーください。一方、課題部門はタッチデバイスと日本語Webフォントの組み合わせにより、どのようなデザインや表現が可能になるのか、さまざまな挑戦をしていただく場としてご用意しました。
Webなどのインタラクティブ作品における「伝える」ための要素にはさまざまなものがありますが、これからは「使用する書体」も大きな影響をあたえるものとなるでしょう。Webデザインの可能性を示唆するような先鋭的な表現から、日本語書体が持つ情感豊かな造形をWebのインターフェイスへと美しく融合させたものまで、さまざまな可能性のある作品のご応募をお待ちしています。

Web Designing編集部 馬場静樹