業務内外の活発な活動が物語る、制作と環境 エンタクルグラフィックスのクリエイティブ
エンタクルグラフィクスの中核メンバーとして活躍する、4 名のスタッフのインタビューを紹介。
それぞれの内容の底流には、“ 人” を大切にするエンタクルの精神が流れていることにも気づくはずだ。
インタビューとともに、メンバーのかかわってきたプロジェクトも紹介しながら、エンタクルの魅力やクリエイティブの環境を探ってみたい。
STAFF INTERVIEW 01
自分のモチベーションを高めてくれる 周りにいるメンバーの存在
内海伸彦
Nobuhiko Utsumi
Webディレクター/デザイナー
「もともとはDTPの出身ながら、当時からWeb業界への可能性を感じていました。Webという舞台で勝負できる場所を探してエンタクルと出会い、2007年に入社しました。エンタクルの魅力は、本業以外にも“ものづくり”の機会や向きあい方がたくさんあることです。僕は以前、もっと違った自分の可能性を模索したくて半年ほどエンタクルを離れていた時期がありましたが、最終的に選んだのは復帰という選択でした。いったん離れたことで、むしろエンタクルのメンバーが作る作品のクオリティや、それこそものづくりへの雰囲気が、他の会社にはないということに気づくことができました。それゆえ、エンタクルに復帰後は、以前にも増して積極的に業務外のものづくりの現場に自ら参加するようになりました。本業であるデザイナーという仕事だけに縛られないクリエイティブのアウトプット方法を探りながら、『人に知られず努力する』というエンタクル全体を包み込むような精神を貫いています」
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年賀状(2013年):Movie
エンタクルの年賀状は、音楽CDや映像DVDとして送られるなど、毎年凝ったものが用意されているが、すべて社員のクリエイティブに支えられている。内海氏は毎年、年賀状制作を担当。2013年はDVDの形態で、主役としても出演し、撮影にむけてカンフーを徹底的に研究したそうだ -
レイトン教授と超文明Aの遺産
(株)レベルファイブから販売されているナゾトキ・ファンタジーアドベンチャー「レイトン教授」シリーズ第6弾のプロモーションサイト。ゲームの世界観をベースに、サイトデザイン全般と構築を担当
http://www.layton.jp/choubunmei/
©2013 LEVEL-5 Inc.
周りのスタッフに根づく、いつでもメンバーを気遣える心配り
官川泉
Izumi Hirokawa
Webディレクター/チーフデザイナー
「エンタクルのメンバーは、まずフットワークが軽い。つい仕事に没頭しがちなところ、それではいけないと気づかせる雰囲気がありますね。たとえ自分の抱える業務が滞っていても、息詰っている人がいれば、自分のことはさておいてアイデアを出したり、相談にのったりしあうという環境です。エンタクルは業務内外を問わず、制作するチャンスがたくさんあふれている会社でもあります。そうした環境だからこそ、チーム単位で動くことの大切さを知りやすいですし、周りのスタッフに気を配る能力を高められると思います。私自身はデザイナーとして入社して約4年が経過しましたが、これまでを振り返ってみると、いつも社内メンバーたちから放たれる“制作したい”というエネルギーに驚かされてきました。デザインも技術も映像も音楽もできるマルチプレイヤーがたくさんいることが、そのエネルギーを生んでいると思います。ものづくりに前向きでいられる環境を、今後も大切にしていきたいですね」
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the LIGHT HOUSE
Ciao Festival 2013のために結成されたという、フェスティバル主催者の一人である官川氏がメインボーカルを務めるコピーバンド。官川氏がボーカルとしてステージに立ったほか、バンド用の専用ブランディングサイトも官川氏自らが構築した
http://www.thelighthouse.jp/ -
KE$HA『WARRIOR』xCA4LA
アメリカ人女性ボーカルKE$HA(ケシャ)のアルバム「WARRIOR」の発売記念で、帽子ブランドCA4LA(カシラ)のコラボレーションアイテムをリリースすることとなり、そのプロモーションサイトを制作。官川氏はサイトデザインを含むサイト構築を担当した
http://www.ca4la.com/ec/special/kesha/
(Web Designing2013年10月号より転載)
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