2015年4月号 vol.165
定価1,530円
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特集・特別企画
特集1:後でモメない要件定義
Webプロジェクトの成否はココで決まる!
「言った・言わない」に「やる・やらない」、「デザイン変更」に「機能追加」、さらには「そもそも仕事として発注した・してない(!)」などなど、なぜ、どうしてWeb制作はモメるのでしょう。その理由は、制作の前半で行う「要件定義」に不備があったからでは?
この特集では、要件定義のポイントや実制作への活かしかたなど、そのポイントとなる部分を徹底解説します。ディレクター、プロデューサーのみならず、Web制作の「後モメ」を避けたいアナタ! 必読です。
どうしてモメた? 要件定義「失敗あるある」
要件定義は「なぜ」必要なのか
要件定義はどう進めればいいのか
本音を引き出すためのヒアリング「十の掟」
IMJに聞く。大型案件における要件定義のポイント
要件定義をどうしていくか。現場の取り組みを聞く
システム業界に学ぶ トラブルを避ける要件定義のテクニック
特集2:デザインとしての動画
映像のメリットをサイトで活かすためのノウハウ
Webサイトに動画を用いることが当たり前の時代になりました。たとえば、作り込んだメインコンテンツとしての動画は、伝えたいことをテキストよりもわかりやすく、写真よりも詳しく届けることができます。また、動画自体を要素や演出に用いると、「背景に敷く」「メニューに使う」など、そこには多彩なアプローチが見られます。いずれも、サイトが担う情報やイメージをしっかりと伝えて届けるため、いわば“デザイン”として動画を用いるという考えが根底にあるはずです。そんな「デザインとしての動画」について、制作者が事例をもとに動画を用いるための考え方や制作のプロセス、実装のポイントを解説したのが本特集です。後半では海外サイトの動画演出やポイントも解説しています。動画を用いる理由から、動画表現の方法まで。ぜひ本書を片手に制作に取り組んでみて下さい。
- 【Introduction】演出の視点から見た「動画」の現在
- 鈴木慶太朗(SHIFTBRAIN.Inc)&田渕将吾(AID-DCC Inc.)
- 【CaseStudy】
- 01 コンテンツを印象づけるための動画_OKINAWA : A Journey of Discover
- 02 作品の引き立て役としての動画_LUCKIIS Photo Production Company.
- 03 コンテンツへと導く背景動画_a Lifestyle 日本福祉大学生と知多のまち
- 04 “間”を生み出すための動画_BESS
- 【Case In Point】
- 01 動画を駆使してリッチな印象を与える_Active Theory
- 02 動画でわかりやすく解説_The Q camera
- 03 動画で親しみのある雰囲気を_Kickstarter
- 04 動画にプラスαのアイデアを_Winshape
- 05 背景動画で表現を引き立てる_Typeform
【Special】Awwwards Conferenceレポート
キーパーソンが語る、今後を占う5つのキーワード
2月23、24日の2日間、スペイン・バルセロナにて「Awwwards Conference 2015」が開催されました。世界中の名だたるデザイナーやデベロッパーが集い、Webに関する今のトレンドや技術について語りあうためのイベントです。今の業界を背負うキーパーソンは何に関心があり、どんなムーブメントを予感しているのでしょうか。登壇した彼らの発言に着目して、今後のWeb業界を考えてみましょう。
Inside Story
花椿ウェブサイト_資生堂の企業文化誌『花椿』の美意識・デザイン性をWebで拡張する
化粧品メーカーの資生堂が発行する『花椿』は、1937年の創刊から今年で78年目を迎える歴史ある雑誌です。同社の商品情報のみならず、美容やファッション、文芸、アートなど多様な美の情報を提供し、クリエイティビティ溢れるアートディレクションで、デザイン関係者からも多くの支持を集めてきました。そのWebサイトが、昨年末にリニューアルされました。そこで、Webサイトからも発揮されるクリエイティビティと、その役割について話を聞いてみました。
肖像 -Web Craftman's Portrait-
コバヤシタケル(BIRDMAN)_ソフト・ハードの“万能職人”が望む人生の集大成
有名なクリエイターに「この人がいなければこの仕事はできなかった」と言わしめる、知る人ぞ知るデベロッパーがコバヤシタケル氏です。テクニカルディレクターとして、ソフトウェアとハードウェアの両方の分野で能力を発揮する彼にとって、BIRDMANは「最後の会社」だと言います。その先には、やっと見定めた「集大成」を思い描いています。
ツクルヒト
Yotta(現代アートユニット)_生きたパブリックアートとしての焼き芋デコカー
岡本太郎が生きていたら「芸術は焼き芋だ!」と叫んだはず――かどうかはわかりませんが、その石焼き芋販売車の窓際には、第18回岡本太郎現代芸術賞の賞状が燦然と輝いていました。もっとも、町ゆく人をまず振り向かせるのは、ド派手な車体の装飾と、甘美なサツマイモの香りのほうかもしれません。その車「金時」は、現代アートユニットの「Yotta」(ヨタ)が営む本格石焼き芋販売カーなのです。デコトラ調の出で立ちで各地に出没し、絶品焼き芋をふるまう2人組の真意とは?
モバイルサービス最前線
ダンボッコキッチン_スマホ×ダンボールで、既存の価値と価値観を拡張する
Text:中谷健一(トリムタブジャパン)
スマートフォンは、さまざまな機器とのコラボレーションや協調によって、思いがけない楽しさや機能、利便性を提供することが可能です。情報の入出力はスマホに任せて、「モノ」の部分やスマホでは体感できない演出部分を別に設えることで、イノベーティブで安価な製品やサービスを提供できるようになります。今回取り上げる「ダンボッコキッチン」は、スマホとダンボールで「ままごと道具」を拡張しようというプロジェクト。しかも、あの面白法人カヤックが、クラウドファウンディングで量産資金を獲得するといいます。気になりますよね。話を聞いてきました!
基礎講座JavaScript
マルチデバイス対応のコンテンツスライダーを実装
Text:小平麻美、木村壮哉(エンタクルグラフィックス)
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応用講座Flash for HTML5
マルチデバイス対応のゲームを作ってみよう
Text:沖 良矢
連載企画
movement
本誌連載でおなじみのAC部初個展「部室大公開」/メディアアートディレクターにライゾマ 齋藤精一を迎える「六本木アートナイト2015」/石田尚志 初の大規模個展/教育とテクノロジーの“最前線”Edu×Tech Fes 2015/「Pepper APP challenge 2015」最終決勝プレゼン&表彰式 ほか
チョコバナナ企画会議
【最終回】そして、「QREATOR AGENT」で僕がやりたいこと。
Worldwide Creator's Archive
FHTR_「なぜ?」に立ち向かう表現力
WD Monthly Archive
Webサイトだけではなく、アプリやサイネージなど、編集部が注目した新着デジタルコンテンツを掲載しています。
Cubi、Joha、淡路交通株式会社、DRAWING AND MANUAL Official HP、Trippeo、TOYOTA NEXT ONE、マジョリカ マジョルカ ブランドサイト スペシャルコンテンツ「マジカルドレッサー」、Airbnbにつながる世界、【S5-Style】Hello world.、WEARABLE INFOBAR PATTERN GENERATOR、LA-VIE PHOTOGRAPHY HAWAII[キャンペーンサイト]、Rally Interactive、Art Project OE20、劇団ままごと『わが星』オフィシャル・サイト、株式会社ダブルカンパニー、みんなでお祝い!北陸新幹線、PYRAMIDFILM QUADRA OFFICIAL SITE
one's view
まかり間違えば、人類の救世主
Text:清水幹太(パーティ)
sprout
煙の中の胎動
Text:澤邊芳明(ワン・トゥー・テン・ホールディングス)
Celebrating Chinese New Year 2015
電球と、月と檸檬と、人工知能と。
Text:川田十夢
Deep Visual-Semantic Alignments
インターネットでの視線。
Text:菅野 薫
Stalker viewed your profile
最果タヒの「詩句ハック」
第10回 ポエンコ
Monthly Focus
Unity[後編]_サンプル制作を通じて各機能を理解する
前編では、ツールの概要とともにUnityに搭載された物理エンジンを利用して、プレイヤーを矢印キーで操作する簡単なサンプルを作成しました。後編では、シンプルなゲームを作成しながら、前編よりもう少し発展させた使い方や機能について解説します。
【Focus On】環境音から感情や状況を伝える「第2の耳」_Listnr
大企業とベンチャー企業の協業
日本のハードウェアスタートアップ企業「Interphenom(インターフェノム)」が開発を進める新デバイス「Listnr」。クラウドファンディングで出資を募集したこのプロダクトは、赤ちゃんの声を感情分析するなどのアイデアもさることながら、パナソニックとベンチャー企業のCerevoが開発協力したことでも注目を集めています。その経緯をキーマン3人にききました。
本記事は2014年3月4日時点での情報です。3月9日現在、本製品はKickstarter での設定金額に到達後、同サービスによりSuspend(一時停止)されている状態です。今後の詳細は発売元InterphenomのWebサイトにて掲載される予定です。また、同社では支援者が本製品を希望する場合、入手できるよう検討を進めています。
ツール・ド・グラフィーク
最終回 人間
Text&collage:河村康輔
デザインにできることMonologue
Vol.135 フィジカル
Text:永原康史
この仕事のカタチ
2020年への挑戦
Text:小泉森弥
News Crawler
「日本の広告費」発表、インターネット広告市場は初の1兆円規模に/ネットと放送を連携させる「Hybridcast」を利用した子ども番組を放送 ほか
ハギハラ総研
親と子のスマートフォン利用にみるギャップ
Text:萩原雅之
デジタルマーケティングのひみつ
「軟式アカウント」の功罪
Text:オオタケンジ
エキソニモの「ウェブにふれる」
VOL.42 連載ボーグ・シリーズ EP.22「データ保存問題」
まんがAC部活動日誌
第四十七回 部室大公開
AC部が個展を開くらしいです。長い活動で、初のこと。完成したフライヤーも大公開……したので終わった気がしたけど、始まってもいないのです。大丈夫なのか?
その他
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