なぜ勝てないのか? 答えがこの本にあります


勝ち方を教えてくれる本は数あれど、


「なぜ勝てないのか」
「どうして負けるのか」


こうした疑問に答えてくれる本は多くありません。



現在作業を進めている武市三郎先生著
将棋・ひと目のしのぎ」という書籍が、大詰めを迎えています。
この本こそまさに、
「なぜ自分が勝てないのか」が分かる本です。


※ちなみに画像は本日編集部に届いたカバーと帯です。
本に巻いた状態になるまで、もうしばらくかかります…。



逃げ切れば勝ちなのに、急転直下のトン死負け。
こうした経験は皆さんお持ちかと思います。
本書は終盤の「しのぎ」がテーマです
勝敗に直結する受けの手筋を1冊にまとめました。
これでもう同じ過ちは繰り返さないはずです!


級位者の方でも気軽に挑戦できる選択問題から、
変化手順を読み切れれば高段者間違いなしの良問難問も揃えています。
どんどん解いて、受けの手筋を頭に覚え込ませてください。



入門編から1題紹介します。
問題図は△2八桂成の1手詰。
(1五香の利きがあるので、▲同龍とはできません)


どうやって1手詰みをふせぐか。
後手からどういう追撃があるか。
追撃を振り切る決め手はなにか。
3手の読みで受け切ってください。


















正解は▲3九金。
対して、△同とが詰めろになっていることには気が付いたでしょうか。
(△2八金▲同龍△同桂成▲同玉△3八飛まで)
▲3九金△同と▲2六歩、まで指せばもう後手からの追撃はありません。


この問題に限らず、しのぎの問題は正確な読みが必要とされます。
しかし繰り返し解けば手筋を身に付けることができ、手筋は読みの大きな助けとなります。


発売日は1月ほど先になります。
もうしばらくお待ち下さい。

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