詰将棋解答選手権


皆さんこんにちは。週刊将棋の荒井です。暖かくなってきましたね。

3月28~30日に、第3回電王戦第3局、詰将棋解答選手権チャンピオン戦の取材で大阪に出張しました。いずれのレポートも発売中の4月9日号に掲載されています。

詰将棋解答選手権チャンピオン戦は大阪市で行われた関西会場を取材しました。優勝経験者の船江恒平五段、斎藤慎太郎五段、初出場の久保利明九段らが試験を受けているかのように、鉛筆で解答を記入していました。第1ラウンド・トップタイだった藤井聡太君は平成24年入会の奨励会1級で11歳。第1ラウンドを20分、全問正解でクリアしました。解答を終え、会場を出る藤井君を見て、久保九段は「忘れ物でも取りにいったのかと思った。藤井君が退出したとき半分も解けていなくてあせった」と驚いていました。藤井君は「解答には自信がないが、早く解けたので良かった」と感想を語ってくれました。難問ぞろいの第2ラウンドで、藤井君は順位を落とし、最終的には23位でした。

なお、詰将棋解答選手権は若島正さんが初出場・初優勝を果たしました。大阪会場の出場者では斎藤慎太郎五段の5位が最高でした。

第2ラウンド終了後、問題をチラッと見ました。33手詰め! 39手詰め! 難しすぎます…。

 

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